映画感想『ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(わけ)』

映画感想『ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(わけ)』

仕事を持つママである私には共感できる事がいっぱい!

自分の髪まで構う暇がなく、いつもぼさぼさ(でも様になってる)だし、学校の集まりに持参するパイは市販品を手作りらしく偽装。

子どもとの約束も守れない事もしばしば。
この辺りは大抵のママは身に覚えがあるのでは?

という私も学校のバザーには”手作り感のある”市販品を出したことがありますし、子どもとの約束は計画通りに行かない事だってありました。

今となっては子どもも次第に手がかからなくなり、勝手に遊びに行ってくれるようになりましたから、逆に親が子供に遊ぶ約束を破られてがっかりする事も。。

だから、この映画は私にとって、昔を思い出しながら”あー、そんな事もあった あった!”と笑顔になる癒しの映画なのです。

前述の通り、この映画はだれもが小さい子供を抱えて奮闘している(過去や現在の)自分の姿を思い出させてくれる内容となっています。

仕事も頑張りたい。家族も愛している。

主人公ケイトのドタバタな毎日はそんな世の中すべてのお母さんに笑いと元気をくれるのです。

場面場面が、かつては自分も経験がある”あるある”な内容ばかり。思わずクスリと笑ってしまいます。

女性の社会活用が叫ばれる昨今、日本では総活躍社会にはまだほど遠いような気もします。

社会の中で、子育て中のワーキングマザーがどんな思いで毎日を過ごし、どれだけ仕事と家庭を大切にしたいと思っているか。

そして、ケイトが最終的にたどり着いた答えは…

同じ思いをしている沢山の女性に、ぜひこの映画を見て共感してもらい、勇気を貰ってほしいと思いました。