映画感想:「500日のサマー」

映画感想:「500日のサマー」

この映画の特徴は、時系列がバラバラで
あるということ。

トムがサマーという可愛いけど少し
変わった女の子と出会い、恋をする
のですが、

そのサマーに恋した1日目から500日目まで
バラバラなシーンとなって登場します。

34日目は2人ともラブラブに見え、
とても仲睦まじくIKEAデートをして
いるのですが、

282日目には白けた顔でデートしているなど、
日にちによる対比があちこちに出てきて、

「うわー、あるあるだな」と思えます。

素敵な音楽がたくさん使われていて、
映像と音楽の美しさも印象的でした。

この物語は、
「彼氏なんていらない、運命も愛も信じない」
というサマーのことが好きなトムが、
友達以上恋人未満の中途半端な関係を
続けるお話です。

サマーは、恋人そのものを作りたくなくて、
最初からトムに「本気で付き合う気は無い」
と言っています。

トムは自分の気持ちを押し殺し、
「ラベルのない関係も良い」
などとサマーには言います。

もちろん、内心ではサマーと恋人になりたいのです。

結局、トムとサマーはうまくいかず、
しばらくするとサマーが結婚すると言い出します。

しかも、トムのおかげでその彼との出会いの
「運命を信じた」と言うのです。

トムの失恋直後の様子まで丁寧に描かれていて、
トムは結局サマーとは反対に「運命を信じない」
現実的な考え方をするようになります。

そして最後501日目に…と言う話なのですが
オチは言いません^^

ストーリーだけではなく、サマーの服装にも注目です。
必ず青いものがていて、可愛らしい
ファッションなので、真似をしたくなりました。

魅力溢れる作品なので何度でも見れてしまいます。